「震災で消えた小さな命展２」最後のお渡しに石巻に行ってきました。
朝７時過ぎに自宅を出て、浦和インターから東北道で。
絵本作家のかわかみ味智子さんの車でびゅーん…のはずが、事故で上下とも通行止めになり一旦、下に。でも下もびっくりするくらいの渋滞…。
予定では昼前に仙台到着のはずが、結局仙台に着いたのは五時半。
仙台で私は中学時代の友人と会うため下車。
その後バスで石巻まで。

石巻に着いたのは九時半でした。すごい旅でした…。

翌朝、会場で作品達を並べて飼い主さんを待ちます。

お渡しは10時からですが、10時前からお迎えにいらしてる方もいました。
そしてすももちゃんの飼い主さんもきてくれました。
飼い主さんのお話を伺って、本当にまだまだなんだと感じました。
まだ仮設にお住まいとのこと。
写真を見るのはまだ辛いとおっしゃって、絵をとても喜んでくださいました。
仮設にすももちゃんに似た仔猫がいるらしく、仲良くなろうとしているところだそうです。
仲良くなれますように…。

ちょうどこのパート２の展示の後半で岩手県ではペットと同行避難の条例が決まりました。
こういう条例がなくてもそうであってほしいですが、避難場所で迷惑になるかも…という理由で家に置いてきてしまった例が東日本大震災の時にありました。
避難所まで一緒に行っても、建物内には入れず校庭につないでいて津波に流されてしまったり。

何かあったとき一緒に避難できるのが当たり前になることを願います。

飼い主さんの腕に戻ったすももちゃんはどの会場にいたときよりも嬉しそうに見えました。